こんにちは、天馬橋Honoka.整骨院の川口です。
ストレス解消のため、体力をつけるため、はたまたふくよかな体系を絞るため、人によって走る理由は様々でしょう。
しかし、準備体操を怠ったり無理な運動をしてしまうと、捻挫を起こしてしまいます。
捻挫とは文字通り関節を「捻り挫く(ねじりくじく)」事をいい、骨と骨を繋ぐ可動部関節周辺部位の損傷、関節を包む関節包や骨と骨を繋ぐ靭帯及び軟部組織(内臓・骨以外の総称)を損傷した状態を指す。
「そんな難しいこと言われても、捻挫は捻挫でしょ?」
そう思うのは、間違いです。
本来、関節には一定の運動範囲がありますが、スポーツなどで運動範囲以上の動きが強要された結果 、関節を構成する「関節包」や「靭帯」、「滑膜」がねじれ、部分的に切れてしまう状態を「捻挫」といいます。
症状が軽い場合は、簡単な処置で、短期間で治ることもありますが、ケガの程度によって、あるいは捻挫(ねんざ)をした後の処置の仕方に問題があった場合には、痛みが取れなかったり、いつまでも不安定感が残ることもあります。そのような場合には手術が必要になることもあります。
え、手術!?
捻挫を軽く見て適当に処置をしたけど、手術になってしまっては悲しい話です。
捻挫の応急処置は「RICE」で覚える!
「RICE」というのは、応急処置で行う行為の頭文字を取ったものです。
この応急処置を適切に行うと、短期間に治すことに大変役立ちます。
受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まります。しかし、患部を安静させずに運動を続けることでその作業の開始が遅れてしまいます。その遅れが結果的に完治を遅らせリハビリテーションに費やす時間を長引かせてしまいますので、受傷後は安静にすることが大切です。
Ice(冷却)
冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。
適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症をコントロールすることができます。
心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。
いすや台、クッション、まくらなど、手頃な高さのものをさがして、患部をのせておくとよいでしょう。
上記4つの頭文字で「RICE」となるわけです。
捻挫を甘く見ず、しっかり処置をしてくれる整骨院、病院で診てもらいましょう。